賃貸か購入か ― 永遠のテーマに私なりの答え

マイホームを買うか賃貸で暮らすか。この議論は昔から答えの出ないテーマですが、私自身が真剣に悩んだ時期でもあります。

賃貸のメリットは、ライフステージに合わせて柔軟に住み替えられる点です。転勤や転職、子供の進学などで生活圏が変わっても、自由度が高くリスクが少ない。一方で、毎月の家賃は積み立てにはならず、数十年払い続けても資産は残りません。

購入のメリットは、ローンを完済すれば住居費が大幅に減ることです。老後に家賃を払い続ける必要がないのは大きな安心。また、住宅ローン減税など国の優遇制度も利用できます。ただし、固定資産税や修繕費といった維持費は必ず発生します。

僕が購入を選んだ理由は「子供の教育環境を優先したい」と思ったからです。転勤の可能性が低い仕事柄でもあり、学区や通学路を固定できる安心感は何にも代えがたいと感じました。

もちろん、購入は大きなリスクを伴います。しかし「どちらが得か」よりも「どちらが自分たちのライフスタイルに合うか」で考えると、我が家の場合は購入がベストでした。

勿論、それぞれのライフスタイルにそれぞれの最適解があるのは承知の上で、現在の我が家が導いたベストな回答です。