住宅ローンの悩みと頭金準備の現実

僕たち家族がマイホーム購入を考え始めたのは、長男が3歳になったころ。毎日の保育園の送り迎えや子どもたちの遊び場の少なさを考えると、「広い家で子どもを自由に遊ばせたい」という思いが強くなりました。しかし、頭金500万円で購入できる物件は限られ、住宅ローンの選び方にも悩みました。

固定金利にするか変動金利にするか。固定金利は返済額が安定する一方で、金利が少し高め。変動金利は初期の返済額は低いですが、将来の金利上昇リスクがあります。「長期的な金利の予想は不確実であり、リスク分散の観点から固定金利を選ぶのが安心」と妻と相談しました。

また、共働きローン(ペアローン)の活用も検討。妻は現在パートですが、以前正社員として働いていた経験もあり、将来的に復職の可能性も考慮。ローン審査では、二人の収入合算で借入可能額が増えることがメリットです。ただ、返済期間の長さや教育費とのバランスを考えると、慎重に計画を立てる必要があります。

物件の立地選びも大きな課題でした。通勤時間、保育園や小学校の距離、そして資産価値の維持可能性。北関東の県庁所在地であっても、駅近と郊外では価格も生活環境も大きく変わります。僕たちは「子育て環境優先」を最優先に、通勤時間も許容範囲に収める立地を選ぶことにしました。

家族で話し合う中でわかったのは、住宅購入は単に「家を買う」だけでなく、将来設計全体を見据える決断だということ。住宅ローン減税などの税制優遇も利用しつつ、教育費、生活費、老後資金まで考えた長期計画が必要です。

マイホーム購入の道は決して簡単ではありませんが、少しずつ現実的な計画を立てることで不安が減ることを痛感。

<#マイホーム奮闘記>

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