ASEAN株投資に注目 ― 新興国の成長を取り込む

米国株が連日最高値を記録する一方で、私が最近調べているのが「ASEAN株投資」です。インドネシア、ベトナム、タイなどの新興国は人口増加と経済成長が続いており、今後のリターンが期待できる市場です。

「ASEAN株投資」が話題になり久しいですが、私はまだまだ伸びると考えています。例えばベトナムは平均年齢が30歳未満と若く、製造業やIT分野の進出も盛んです。日本企業も多く進出しており、日本との経済的なつながりが強いのも魅力です。インドネシアは人口2億7,000万人超で、まだまだ内需拡大が予想されています。

もちろんリスクもあります。政治の不安定さや通貨リスク、情報の少なさは米国株にはない難しさです。今年に入ってからの米国の政策はグローバル経済に逆行するものであるため、世界の工場としての新興国の地位は不安定なものになりつつあります。そのため私は個別株ではなく「ASEAN株インデックスファンド」や「新興国株ETF」を通じて少額投資を検討しています。

資産形成ではリスク分散が基本。米国一辺倒ではなく、新興国の成長を取り込むポートフォリオにすることで、長期的なリターンを目指していきたいと思っています。